看護師国家試験対策模擬試験 (全240問・300点満点)

過去の出題傾向を分析し、頻出項目をセレクトして構成していることは各業様の模擬試験同様ですが、新傾向の問題も多く作成しております。近年は、保健医療福祉各法が毎年のように改正されており、社会保障に対する概念自体が変化しております(措置から選択へ)。他方、新しい社会保障制度に関する勉強は、過去問題の演習では対処しきれません。また、近年、社会資源の「活用」についての出題が状況設定問題に登場する傾向にあり、単に法律の知識を詰め込むだけでなく、その知識を具体的事実に当てはめて「活用」することに慣れておく必要があります。
そこで、弊社の模擬試験では、社会保障における最新関連法令の重要部分の知識を、上記「活用」することを念頭に置きながら自己学習できるように準備いたしました。したがって、弊社の模擬試験は、過去問題よりも難易度を高く設定しております。過去問題との対比を別紙に掲載しておりますので、ご参照ください。
本模擬試験の執筆者による解説セミナーも承っております。費用等詳細については、弊社にお気軽にお問い合わせください。
<価格(学校単位申込み、お一人様あたり)>
マークシート採点付:¥1,500(消費税込)
<試験実施可能期間と成績発送日>
| 試験実施可能期間 10月20日~2014年1月15日 |
| 受付期間 |
問題発送期間 |
マークシート受付期間 |
弊社成績発送予定日 |
| 本日より 来年1月15日まで |
5月20日~8月12日 |
11月1日~11月30日 |
12月15日 |
| 12月1日~12月25日 |
1月15日 |
| 12月26日~1月20日 |
2月5日 |
看護師国家試験過去問題と弊社模擬試験の対比
第100回看護師国家試験 午後問題44
Aさん (66 歳、男性)は、脳出血で入院している。病状が安定し、白宅への退院の準備をすることになった。Aさんは、リハビリテーションと介護が必要な状態であるが、妻から「夫のために自宅を改修するので、すぐには自宅で介護できない」と相談があった。Aさんは妻と 2 人で暮らしている。
退院直後の Aさんの生活の場として適切なのはどれか。
1. ケアハウス
2. グループホーム
3. 介護老人福祉施設
4. 介護老人保健施設
弊社模擬試験出題例
Aさん(42歳、男性)は、交通事故による外傷性脳内出血で3カ月間入院している。病状が安定し、白宅への退院の準備をすることになった。Aさんは、リハビリテーションと介護が必要な状態であるが、妻から「夫のために自宅を改修するので、すぐには自宅で介護できない」と相談があった。Aさんは妻と2 人で暮らしている。退院直後の Aさんの生活の場として適切なのはどれか。
1. ケアハウス
2. 共同生活援助事業(グループホーム)
3. 小規模多機能型居宅介護事業
4. リハビリ病院への転院
正解/4 社会資源(本問題のポイントを提示しております)
Aさんは42歳であり、介護保険の第2号被保険者である。第2号被保険者は老化に起因した特定16疾病に該当した場合、介護保険によるサービスが受けられる。Aさんは交通事故による脳内出血のため、介護保険の適応外である。
1.× ケアハウスは、老人福祉法に基づく軽費老人ホームのことである。原則として、60歳以上で日常生活がほぼ自立している者が対象となる。Aさんには不適切である。
2.× 共同生活援助事業(グループホーム)は、障害者総合支援法(旧障害者自立支援法)で利用できる施設で、自立した日常生活を営む上で、相談等の日常生活上の援助が必要な者が対象となる。Aさんはまだリハビリが必要な状態であり、不適切である。
3.× 小規模多機能型居宅介護事業は、介護保険法に規定された地域密着型サービスの1つである。前述の通り、Aさんは介護保険の適応外のため、利用できない。
4.○ 自宅の改修が終了するまでは、リハビリ専門病院へ転院して機能回復を図るべきである。
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